【TOEICスコアUP】金のフレーズ使い方と勉強法のコツ３選！元塾講師が解説。

Last Updated on 3日 by zico

※ この記事では一部PRを含みます。

以上の悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら英単語を勉強する時にはコツがあります。今まで塾講師として1000人以上の生徒に英単語の実用的な覚え方を紹介して、各々、結果を出してもらいました。

記事の前半では、「金のフレーズ」で取り入れたい具体的な学習方法・効果的な勉強方法についてご紹介し、記事の後半では、「金のフレーズを他に活かす方法」について解説いたします。

この記事を読み終えることで、「金のフレーズの様々な学習方法」を理解できるだけでなく、短期記憶ではない長期記憶につながりやすい実践的な単語力を構築することができるようになります。

【結論】塾講師が考える「金のフレーズ」の使い方、勉強法の活用例

３つのポイントを押さえて１日毎の目標を立てる

効率的に英単語を覚えるためには、事前に決めておく３つのポイントがあります。

事前準備（目標スコア、学習スケジュール）

TOEICでの目標スコアを持ち、いつまでに突破したいか、締め切りを決めましょう。

金のフレーズには、それぞれ得点目標に応じた必要単語数が決まっているので、試験日までの日にちをもとに、１日の目標学習数を決めることができます。

これらの学習手法を取り入れることで、より『１日にやるべきことを明確化すること』がしやすくなります。

事前準備（本or アプリ）

金のフレーズは、本でもアプリでも学習することができます。

アプリではabceedで学習できます。（こちら:abceed、は月単位で有料アプリとなりますが、使える機能も多く優れたアプリですので、非常に効率よく学習できます。）

どちらが自分の学習スタンスに合っているか検討し、どちらを軸にして学習を進めていくか決めましょう。

この二つの中で、『将来英語を話せるようになりたい』方が、気をつけたいチェックポイントは以下のようなポイントです。

金のフレーズを読解以外にも活かす勉強法

「金のフレーズ」を学び終えた後にも、活かせる勉強方法ついても考察します。

スピーキング力を伸ばすためには、以下のような学習を取り入れてみましょう。

英会話に活かすためには、また違うアプローチをするのが効果的です。

その目的はズバリ、いかに実生活に近づけて、使いやすいレベルに近づけられるか、です。

• 知らない、わからない単語
• みたことがある単語
• 意味がわかる単語
• 自分で使いこなせる単語

①の『知らない単語』から、④の『自分で使いこなせる単語』までステップアップしていくには何回も単語学習が必要となります。

モチベーション維持のために、どうなりたいか決めておく

あなたは、金フレを完璧にして、何をしたいですか。TOEICのスコアの目標点をとって何をしましょうか。

目標をはっきりと意識することで、TOEIC学習が大変だと感じる時も、継続することができます。

以上が結論となりますが、この後、具体的に一つ一つ解説いたします。

先に３つを決めて、計画的に運用しよう

その中でも「先に取り掛かっておきたいこと」をご紹介します。

学習を進める上で、学習計画は大切です。TOEIC対策としては、以下の内容を決めておきましょう。

達成したいTOEICスコアをもとに『覚えるべき単語』の優先順位をつける

英単語帳を勉強するときに、どんなスタンスで取り組んでいますか？

確かに全部覚えられるのはいいのですが、全部覚えるのは、なかなか大変ですよね。

ここで、大切なことは、覚えておきたい単語の優先順位をつけることです。

金フレでは、TOEICの目標点数（レベル別：600点/730点/860点/990点）に習得しておきたい単語が分かれています。

どんな単語帳もそうですが、目標スコアに対する『覚えておきたい』単語レベルは変わります。

まずは『覚えておきたい単語レベルをクリア』してから『次へ』。単語学習のイメージを変えて、取り組んでみましょう。

学習スケジュールを決める

コツコツ単語学習を続けるコツは、１日で覚える（または演習する）単語数を決めることです。日々のゴールを作りましょう。

これについては『単語帳を何周するか』と、『自分のTOEIC受験予定日をもとに逆算する』と目安が出せます。

おすすめの学習回数については、記憶が定着するには、『７回読みの勉強法』（出典：東京法経学院より）など、記憶の定着については諸説あります。（特に音読が効果的です）

まずは、間違えた単語を２回、３回と繰り返す方法だけでも十分効果的ですので、現実的に行える回数にするのがいいですね。

事前に、『いつまでに、どのくらいの単語を勉強していくのか』を決めておきましょう。

仮に受験まで3ヶ月（約90日）と想定してみましょう。

目標スコア	収録語数	学習サイクル	学習目安語数（１日）
（例）600点	400単語	3回り	約14語
（例）730点	400+300単語	5回り	約40語

１日あたりの大体の目安はつきましたか？　実際は、上記の学習サイクルの負荷も大きく変わってきます。

アプリと本、どちらが有益か検討

商品	特徴	価格	おすすめ度
本	書き込みできる自由さ 購入は一度でOK 音読はセルフ 正しい発音が聞けない	約1000円
アプリ(abceed)	スマホ1代で完結、持ち運び楽 音読、発音チェックもできる シャドーイングなどスピーキング対策もできる 間違えた問題をストックしてくれる 月額料金がかかる	約2000円〜3000円

では具体的にそれぞれのメリット・デメリットと、使う方、学習方法をみてましょう。

本で学習を進めたい方

以上の項目に当てはまるようであれば、本での学習が向いています。実際、携帯が近くにあると、アプリの通知などで集中が切れてしまうなど、合わないケースも考えられます。

本で学習を進めたい方に、取り入れてもらいたい学習はこちらです。

本での学習をメインとしたい方のメリットは、携帯を使わないので、誘惑が少ない分、

集中しやすく、例文や発音記号を一覧できるので、知識を繋げやすくなること。

アプリを中心に進めたい方

金のフレーズアプリは、abceedという有料アプリで学習できます。

アプリの使用で特定の機能に制限がかかる場合もあるため、内容を十分把握した上で利用することが肝要です。

話す・聞くことに興味があるのであれば、アプリ（abceed）での学習が向いています。正しい発音や、音読機能などの優れた機能が使い放題と考えると、月額料金のもとは十分に取れます。

アプリでの学習に取り入れてもらいたいのは以下の通りです。

単語帳『金のフレーズ（金フレ）』との向き合い方

TOEIC対策は『金フレ１冊』をまず仕上げる

TOEICの勉強をする時、「金のフレーズ（金フレ）」は『これさえあればOK』と言えるような、理想的な一冊です。

他の英単語帳も気になることもあるかもしれませんが、金のフレーズ（金フレ）を一冊仕上げてからでも他に移るのは遅くありません。

単語習得の4ステップのイメージ

英単語を習得するときに、意識しておきたい４つのステージがあります。

英会話で求められるのは４番目の『使いこなせるレベル』ですが、TOEIC対策では３番目の『意味がわかるレベル』がゴールとなります。

その単語が自分にとってどのステージに当たる単語か意識して英単語学習に取り組みましょう。

単語学習での『見落としがちなコツ』

単語帳を開いて、学習をするときに、どこを見て学習をするべきでしょうか。

英単語を学習する上での、ポイントは、忘れにくくすること。

その大きなコツは『単語だけではなく、付近のフレーズを意識（暗記する）つもりで学ぶ』ことです。

金のフレーズを、リスニングに活かす方法

単語学習で、効果が出やすいのは、リーディングでの点数です。

単語の意味を覚える　→　意味がわかる　→　文章を読める

と考えられますが、それだけではもったいない。ある方法を使えば、リーディングもリスニングも伸ばすことができます。

それは、金のフレーズ（英単語）学習に音読を取り入れること。

音読で期待できる効果

自分で読める単語は、記憶の定着レベルが高くなる傾向があります。

知識を知っていても読み方を知らないと『知らない単語になってしまう可能性が高い』ため定着しにくくなります。

実は、音読はその逆の行為から、炙り出せることがあります。

（音読時に）読みにくい単語　→ 自分にとって馴染みの少ない/ない単語　

発音記号の知識を学びながら、正しい発音をして単語を覚える

金のフレーズを使用する際に、発音記号を確認しながら学習を進めることで、正しい発音が理解でき、記憶の定着にも貢献します。

学習において英単語を効果的に覚えるためには、発音記号の知識が役立ちます。

以上のような単語は、リスニングの時に、確実に足を引っ張ってきます。

発音記号は各単語の発音に関する情報を忠実に表現しており、それを理解することで、単語ごとの発音のニュアンスを把握することができます。

「金のフレーズ」を学んだ後には

「金のフレーズ」を学んだ後のステップは、単語力を基盤としたさらなるスキルアップを目指したいですね。

金フレでの勉強が終わったら次に何をするか

スコアを取るために、文法力を身につけよう

そもそも金のフレーズを学習する目的を考えてみましょう。

多くの方が、TOEICのスコアを伸ばすのが大きな目的になるのではないかと思います。

実用的な部分としては、文法の学習を同時に進めることを検討しましょう。

「金のフレーズ」での学習が一段落したとき、次に進めるべき学習ステップは間違いなく『文法力』です。

TOEICで、700点を超えるためには文法力が必要になってきます。

• 文法問題を即答できるような知識をつける
• 時間を多くとって読解問題で得点を稼ぐ

文法が理解できると、文章を読む際の理解度が増し、複雑な文章構造もクリアに捉えることができるようになる

つまり、

文法力✖️金のフレーズ（単語力）を身につけることで、読解力も伸ばせる

演習して、TOEIC独自の形式に慣れよう

TOEICの点数を伸ばすためには、それぞれのパートの特徴に慣れていく必要があります。

TOEIC学習では、『テクニック』と言われるような部分で、少しの工夫の積み重ねが大きな得点源になること間違いなし。

TOEICの公式問題集を演習してもよし、テクニックが学べる1冊を仕上げるのもよし。

目標点数を取った後を「何をしたいか」を想定しておく

最後に、TOEICや他の英語試験で目標点数を達成した後、次に何をするかを具体的に考えておくこともお伝えします。

このプロセスは、はっきりとしたビジョンを持ち、継続的に語学力を向上させるための道標となるからです。

英語のスキルを活かして、どのように活躍したいかを具体的に想定することが、新たなモチベーションを生み出し、語学力の維持と、さらなる成長の元となります。

まとめ

TOEICなどの英語試験対策における「金のフレーズ」は、非常に効果的な語彙力強化ツールとして広く利用されています。

この記事では、「金のフレーズ」を用いた学習方法やその基本情報、さらにアプリと書籍の双方の利点について丁寧に解説しました。

計画的に進める３つのコツ

学習中は『音読』を欠かさない

金フレの後には、文法を学ぶ

金フレを学ぶ＝TOEICのスコアを伸ばしたい！そのためには、文法力が欠かせません。

文法を学習する上で、効率よく学ぶなら『スタディサプリなどの授業形式も選択肢』として検討してみましょう。

また、abceedでも学べる文法教材もあるので、そちらも一緒に検討してから、決めましょう。