英語日記って、結局何がいいの?
英語を上達させることために「英語日記をつけること」をおすすめされたことありませんか?
そもそも日記をつけることは、思考練習に最適です。
- 自分だけのもので、自由にかける
- 他人に見せる必要がない
- 試行錯誤を重ねることができる
それを英語で行うことは、
負荷があって大変だけど
効果も期待できるよ
実際、英語日記をつけることは、語学学習の一環として非常に効果的な学習方法の一つであり、コミュニケーションスキル向上や自己表現能力などの英語力を高める絶好の機会となります。
- 英語表現の自由度が増す
- 日常生活の中で英語を使う癖がつく
- リアルな表現が身につく
でも実際のところ、英語で日記を書くのって結構難しいですよね。
日記を書くことで英語学習をするときに、多くの方が間違えがちなポイントがあります。
- 英語日記の内容が淡白になってしまう
- 書いて終わり(満足してしまう)
- 頭の中だけで完結してしまう
やろうとしたことあるけど、
なんかうまくいかない
今回は、多くの学習者が間違えがちなポイントを理解した上で、英語日記を始める際の利点について詳しく解説いたします。
この記事は、主に英語日記を行うメリットを4つと、英語日記を行う上での注意点を解説します。
- 英語日記を続けるメリット
- 英語日記の効果的に行うための注意事項
- 英語日記が英会話ができるようになる理由
私は、大学入試担当の英語講師で10年以上働き、1000人以上の英語の相談に乗ってきました。
その中で、「英語を話せるようになりたい」という相談の方には、英語日記を書くことをすすめてきました。
英語日記を取り入れて、
プラスになれば嬉しいです
- 大学入試の英語担当、累計生徒数1000人以上
- 高校英語の講師歴10年以上、
- 家庭教師歴2年
- 海外短期留学、海外インターン勤務経験
英語を学び直しながら
学習情報を発信中。
日記をつけるメリット4選
英語学習の習慣化に向いている
- 新しい趣味として始めやすい
- 楽しみながら、継続して、自信がつく
- 全てを英語で考える癖ができる
英語学習の成功には、習慣化が大切です。
日々続けていく英語学習と、日記との相性はとてもよく、「英語を身につけたい」多くの方が英語日記に取り組んでいます。
日常生活の、簡単な新しい趣味になる
- 1日を振り返る習慣ができる
- 手軽にできる(ペンと自由帳があればOK)
- 考え事、自己分析にも活かせる
- 自分のペースで、進められる
英語を書くハードルさえ乗り越えれば、英語日記は、楽しい趣味になり得ます。
しかし、英語日記を書くことの具体的なメリットは、言語学習の面にとどまりません。例えば、毎日同じ時間帯に日記を綴る習慣を持つことで、規則正しい生活リズムの形成につながります。
日記は、本とペンがあればすぐできます。なんならスマホのメモ機能を使って毎日行う人もいるくらいです。日記であれば、人に見せる必要はありません。簡単に始めることができます。
また、日記を書く過程で自分の感情や考えを整理し、自己分析を行うことも可能となります。
この自己分析は精神的健康の向上に寄与し、自分自身を深く理解する機会を与えてくれます。
日記書くのっていいよね、1日の振り返りにも。
さらに、英語での表現方法を探る中で、日本語では表しきれないニュアンスを再発見することができ、文化理解が深まることも一つのメリットです。
英語の勉強より、英語日記は継続しやすい。
どんなことでも「勉強を続ける」ことは非常に大変ですよね。
そして、やる気がある時だけでも構いませんが、「この表現は、英語でどうやっていうんだろう?ちょっと調べてみよう」と調べてみましょう。
空き時間に、メモ使うのもいいかも!
まるで留学効果?!英語で考える癖ができる
- 留学に近い状況を作る
- 英語で物事を考える時間を作れる
- 日頃から考えるようになっていく
実は、英語日記をつけることで、国内で一人でも、留学に近い状況を作るきっかけを作れることができます。
日記に書く内容は、日々の出来事が大半になります。表現できる(わかる)フレーズもあれば、わからないフレーズもあるはずです。
必要な言葉だったりフレーズを、日記に書いて理解して続けることで、日常のふとした時に英語で考える癖ができます。
その状態は、英語に囲まれているような、まるで留学中のような(英語圏にいる)状況です。
日頃から英語に親しむようにすればいいのね!
質の高い英語(文章)を作れるようになる
英会話では、身振り手振りや、ボディランゲージ、そして「単語だけ」でも会話が成立することが多々あります。
しかし、言いたい内容を表現するために、日記では、どうしても「文章」を書く必要があります。
最初は難しいと思えるような単語だけの学習から卒業して、文法や構文を学ぶことになり、少しずつでも意識をすることで、1つ1つの英文のクオリティが上がっていきます。
- 色々な表現を知るインプットの質が上がるのが期待できる
- 日記を書くときに、単語学習だけなく、文法の表現を意識するようになる
- 学びたいフレーズに慣れるのが早く、実践しやすい。
学んだ内容をその日の英語日記に使ってみよう
様々なアウトプット練習に最適
英語で日記を書く行為は、個々の英会話やライティングスキルを向上させるために非常に効果的です。
それだけでなく、英語日記は様々な学習方法と相性が良く、効果的なアウトプットの練習となります。書いた内容を振り返ることにより、自身のライティングスタイルの改善点を把握しやすくなります。
過去の自分の文章を添削し直すことは、オンライン英語コースやレッスンを受けるのと同等の学習効果を得ることも可能です。
- TOEIC学習で出てきた、フレーズを日記で書くアウトプット練習
- 日記内容を音読する、リスニング練習
- フレーズを暗誦してモゴモゴ言う、独り言のスピーキング練習
せっかく書いた日記だから、使わないともったいないよね
自分自身が書いた日記だからこそ、出てくる言葉は、覚えやすいし、今後使いやすくなるよ
英会話の土台作りになる
英語日記を作るときに、日々自分の考えや日常生活を英語で表現することで、頭の中で英語で考えることが習慣化されます。これにより、英語で考え、英語で話すスピードが自然と速くなっていきます。
「頭の中での英語文章がある状態」になるので、その「作文力が英会話力に直結」します。
また、何度も同じような場面に出会うため、出てくる英語フレーズも自然と覚えられるようになります。
こうやって「自分で表現できる英語」が自然と蓄積されていくよ
- 自然と使えるフレーズを増やし、暗記することができる
- 何度も使うため、頭の中に残りやすい
- 単語ではなく、構文で作る思考になりやすい
英語日記をうまく続けるコツ
英語日記をつけることは効果的と言うことは分かりましたが、実際始めると出てくる問題があります。
英語日記の問題は、どう乗り越えていくのでしょうか。
それらの問題を解決するには、コツがあります。
そもそも「自分の英語が正しいのか」わかんない
【問題1】使う表現が偏る、正しいか不安になる
しっかり続けていることは素晴らしいのですが、英語日記を続けていると、
自分の文章書いている文章が、いつも同じ、または似ていて、不安になることがあります。
- I want ~ など、主語が「私」になる文章が多くなってしまう
- 短文になってしまう
- 感情を表す表現は多くなってしまう(他が少なくなりバランスが悪い)
- 同じ単語、表現ばかりを使ってしまいがち
【対策1】外部の力を使う
- ココナラなど副業サイトで、英語サポートのサービスを探す(基本有料)
- 書いた英語日記を、chatGPTに添削してもらう。
英語日記の正当性に不安がある時に使いたいのが「外部のサポート」です。
有料でサポートを調べることもできますし、無料で独学で進めたいのであれば、chatGPTを使って添削してもらうのも非常に有効です。
ChatGPTの利用は、ユーザーが書いた文章を適切に解析し、的確なフィードバックを提供します。それにより、リアルタイムでのコメントを受け取ることができるため、即時的に自らの文章を修正することが可能です。
ChatGPTの利用は、文法や表現の誤りを指摘するのみならず、文章をより豊かにするための建設的なアイディアの提案にも寄与します。
これは、英会話の力を兼ね備えた英語学習者にとって非常に価値のあるサポートとなります。文章全体の質を向上させて、ライティングスキルの向上を図るためにも導入を検討してみましょう。
chatGPTは、最強の独学の味方
<注意1>発音学習は別途必要
英語日記では、リーディングには非常に効果的ですが、その他(会話)にはそうでもありません。
TOEICに関しては、スピーキングとリスニングのためには、発音の勉強が必要になります。
“curious:好奇心のある” という単語のように、発音が少し複雑な単語も存在しますが、
日記で書くだけでは、発音は学べず、インプットする機会がないため、自ら機会を作る必要があります。
- リスニング対策には、発音を学ぶ必要がある
- スピーキングの際に、正しく発音する練習が必要。
誤った発音で覚えるのは、だめだよね
この辺りもchatGPTで会話で確認できるよ
まとめ
1日の終わりにちょっと振り返る習慣を作って、それを英語に落とし込む。
自由に使える英語は日記をつけることで、身につけることができます。
また、英語日記を始めることで得られる多くのメリットと効果を紹介してきました。
- 簡単に習慣できる
- 文章を意識、質の高い英語を構築できる
- 英会話の土台作りになる
- 他のトレーニングにも活かせる
でも気をつけておきたいこともあったね
- 使う表現の幅を、意識して広げること
- 発音の学習は、自発的に行うこと
他のサービスと併用して進めると効果的だね
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