Last Updated on 9か月 by zico
仕事としても、趣味としても、英語を学びなおそうと感じた時にネックになるのが、難しさですよね。
- 英語のニュースを読む
- 海外のドラマを見る
- TOEIC対策として単語を覚える
- 資格問題の実践問題を解く
どれもやれたらすごいと思いますが、なかなか取り組みにくいと感じる方が多いのも事実。
でも、英語の学習で取り入れたいのは、これらの中ではありません。
実は、1番優先したいことは、中学英語の学び直しです。
求めるレベルによって変わりますが、中学英語をマスターするだけでも十分、リスニング能力が上がったり、英語が聞き取れたり、英会話ができる素地はあります。
今まで多くの学生に英語を教えてきた中で、感じてきたことを踏まえ、
今回は、中学英語をすすめる理由と、そのポイントをご紹介します。
- これから英語を学び直そうと思っている方
- すでに英語を学び始めた方
- いい勉強方法がないか、気になっている方
- 大学入試の英語担当、累計生徒数1000人以上
- 高校英語の講師歴10年以上、
- 家庭教師歴2年
- 海外短期留学、海外インターン勤務経験
英語を学び直しながら
学習情報を発信中。
中学英語がおすすめの理由
『やったことある』経験は強い
英語の学習をもう一度やり直そう!と思っている方に、中学英語を薦めたい1番の理由は、やはりこれ。
やった覚え(見覚え)がある
やったことがある(記憶がある)と抵抗感が少なく、始めやすいので、
もう一度学びたい方が、取り掛かる時のレベル設定には最適です。
ちょっと聞いたことある、かも。
だけで、十分素質あり!
ちょっとした単語が使いやすい事に気づく
中学英語の単元では、たくさんの単元があります。
I am … という「be動詞」や、 I like …. という「一般動詞」の内容から始まり、
スピーキングをする上で自然と使っている、「接続詞」も学び、表現豊かな文章を作ることができます。
午後、図書館に行く予定だ。
そこで本を読みたいと思っている
I will go to the library this afternoon.
I want to read books there.
(例)I will go to the library this afternoon, and I want to read books there.(添加、付け足し)
(例)I will go to the library this afternoon, because I want to read books there.(原因、理由)
(例)I will go to the library this afternoon, if it is rainy.(条件)
and や because は会話でも
比較的使いやすそうだね
また、動詞の表現に意味を加えてくれる、動名詞や不定詞、分詞など(準動詞)も、学びます。
準動詞があることで、シンプルで、躍動感のある一文を作ることができます。
私はテニスをする
それは私にとっては面白い
I play tennis.
It is interesting for me.
(例)To play (Playing) tennis is interesting for me. (名詞的用法・主語用法)
(例)It is interesting for me to play (playing) tennis. (名詞的用法・主語用法)
この表現は教科書とかで
よく見たことあるよね
このように、少し文法の内容を見ただけで、記憶が戻ってくるのであれば、学ぶ効率は上がります。
- 中学英語は幅広い単元を網羅している
- 馴染みのある単元が多く、取りかかりやすい
- 短文でも英会話はできる!でも中学英語で、もっと幅広く表現できる
正直、中学英語の知識があれば
十分他のインプット教材や、
英会話に活きてくるよ
日常会話を、ほぼ全部カバーできる
大人が英語を学ぶ目的のほとんどは、日常会話ができるようになりたい!という理由です。
先ほど紹介した、文法を始め、日常会話で使う一般的なフレーズや、挨拶や、質問など、
基本的な表現は中学英語の文法と単語能力(英検3級目安)で十分カバーできます。
難しいことを言えるようになるのではなく、
簡単なことを言うのに慣れるのがコツ
多方面の技能に活きてくる
文法がわかると、応用が効いて「何を表しているのか」わかるようになります。
その結果、スピーキングや、リスニングなど、多方面に効果があります。
スピーキングから伸びて、その後、リスニングが伸びる
(この部分は持論ですが)
中学英語を理解できるようになると、文の構造を意識できるようになっていきます。
その意識のもと、発話する機会を増やしていきましょう。
自分が発する言葉は、聞く時にも、「知っている英語」として意識が向くので、聞き取りやすくなっていきます。
中学英語に自信を持てたら
スピーキングの練習に移行しよう!
まとめ
「〜なのだ!」「〜したい!」などの短文で、意図は伝わるので、会話はできないこともありません。
でも、そのような短文だと、英語を話せている実感も持ちにくいし、
日常会話のレベルには、もうちょっと欲しいと感じますよね。。。
そこで、馴染みのある、中学英語をもう一度学ぶだけでも表現できる幅は広くなります。
今後、英会話をマスターするなら、まずは中学英語で、基礎固めをしましょう
『中学英語で、言いたいことを組み立てる』
英語を話したい!と思ったのならチャンスです。「中学英語」のレベルから初めてみてくださいね。
でも、中学英語って何をやればいいの?
やるべき教材、内容に迷っている方は、プロが洗練して作った『JJEnglish』の教材がおすすめ。
英語学習、応援しています!
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