Last Updated on 5か月 by zico
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英語を学ぶときに「できれば、本場の人がよく使う表現で学びたい」と思ったことありませんか?
または、勉強した英語表現を使ってみても、
実際使ってみると、海外の人からは違和感があったり、???と思われてしまうことも。
そういうの怖いよね
ちょっとした勘違いって、言われるまで気づきにくいよね
今回紹介する本は『Common English Errors』という本です。
この本の表現をのぞいて見るだけでも、十分勉強になるのはもちろんのこと、
頻発する小さな文法、語法のミスから、単語への理解まで
日本人がやりがちなミスを知ることで、正しくて、違和感のない英語を身につけることができます。
この記事では、その一部紹介するよ!
- よくある間違いを減らすことができる
- よりレベルの高い英語を話すことができるようになる
- 大学入試の英語担当、累計生徒数1000人以上
- 高校英語の講師歴10年以上、
- TOEICコーチ歴2年、家庭教師歴2年
- 海外短期留学、海外インターン勤務経験
英語を学び直しながら
学習情報を発信中。
この本から学べること
英語学習の最初の1冊ではない
この本は、よくある間違いの一文一文を訂正していく流れ(正解の候補を紹介)で紹介されています。
「これから英語勉強するぞ!」という方への、初めての1冊には、おすすめしません。
もし最初の1冊目を探したいなら、こっちで
TOEIC500点前後〜の基礎を固めてからの一冊
本文には、一部イラストも入っていますが、基本文章での説明が多く、難しい内容のように思えます。
しかし、一つ一つの内容はとても読みやすくて、わかりやすく解説してあります。
どれも、引き込まれる内容ばかりだよ
この本は、どちらかというと中級者(TOEIC500点〜)への本です。
英語を勉強してきて、基礎ができてきている中学英語がわかる!という方だとしっかり理解でき、
そこから、さらに知識を深めることができるので、優良な内容の一冊です。
- 英単語のニュアンスの違い( hear と listen など
- あまり使われにくい言い回し(Maybe,~で始まる文 など)
- 日本語と英語の文化の違い( There is ~ の文章の意味 など)
なんか聞いたことありそうな単語たち!
英語を「違和感なく」話したい人は必読
小さな文法の話から、どの内容も、実践で使うことを想定して書いてある内容ばかりです。
あまり教えてもらったことのないポイントの一つとして、
ネイティブが使う否定後の語順についての知識が挙げられます。
△ I think it is not interesting.
◯ I don’t think it is interesting.
否定を示す文をできるだけ文頭に持ってくる傾向がある。(think that ~ でよくみられる)
こんな例がたくさん挙げられており、読めば読むほど、自分の英語をより洗練していくことができます。
英語で発信する人には、ぜひ一度読んでみてもらいたい一冊です。
より英語が好きになる一冊!
本文の内容(一部)
日本語との意味の違い
- “Live”(ライブ)って言わないの?
-
実は、この単語は日本で作られた英語(和製英語)の一つになります。
通じるケースも多々あると思われますが、concert を使うのがおすすめ。
- “master”(マスター)はお店の人じゃなくて?
-
マスターと聞くと、お店の人を想像してしまうことありませんか?
実はこれも、日本で作られた英語で、日本人の間でのみ通じる英語(和製英語)です。
違和感があるため、manager やowner を使うのがおすすめ。
master は「奴隷の主人」や「武道の偉い先生」などを指す言葉になってしまいます。
- 「テンション高かった」は英語で? tension って使わないの?
-
実は、tension は筋肉の緊張、ヒモなどをピンと張った状態(tense :〜を張る、緊張する)を表す単語です。
このような場合には、楽しかった!興奮した!のように “I was excited!” 直接的に伝えるのがおすすめ。
別の表現を使うって発想は、なかなか新鮮だよね
単語の使い方の違い
あー、これ言ってそうだわ
まとめ
今、まさに英語学習中の方、これから英語を勉強する予定の方、
最終的には、どこかで英語を話せるようになっていきたいと考えていませんか?
そんな時には、ぜひ一度読んでみてください。間違いなく、力になってくれる一冊です。
- 英単語のニュアンスの違い (言い換えられる単語)
- あまり使われにくい言い回し (避けられやすい表現)
- 日本語と英語の文化の違い (語順など)
また、ちょっとした息抜きとしてでも勉強になるのも、この本のいいところです。
陥りがちなよくあるミスや、ちょっとした違和感をなくしつつ、自分の英語をより磨いていきましょう。
参考書を探すなら、参考にしてみてね!
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