【初受験・不安なTOEIC】知っておきたい、よくある受験後感想と今後の対策3選

目次

初めてのTOEIC、不安になっていませんか?

『TOEICってどんなテストなんだろう?』『難しいのかな』『みんなの感想ってどんな感じ?』

いろいろ考えると、不安になってきますよね。

今まで、大学入試で英語を教えてきた経験があるzicoですが、

『初めて受けるTOEIC』の対策も、入試を終えた卒業生の方に紹介してきた経験があります。

今回は、『初めてTOEICを受験する時に知っておくべきポイント』をお伝えします。

なんとなく知るだけでも不安解消するよ!

よくある質問だと、以下のようなものがあります。

勉強以外に知っておいた方がいいことは?

ずばり、体力勝負な一面があります。

リスニングで集中力がだいぶ削られ、その後に文法や長文を解くことになるので、

初めての受験は、結構疲れたと感じる方も。

また、細かいところだと、『リスニング(音声)が一回しか流れない』なども特徴で、

非常に体力(集中力)を求められるテストです。

王道の解き方とかあれば教えて。

知っておきたいことは、『文法問題で時間を稼ぎ、長文に余った時間を充てる』こと。

即答できるケースが多いのは圧倒的に文法問題です。

文法の知識を積み上げて即答できるようになっていくと、長文を落ち着いて読むことできるようになっていきます。

効率が良いテスト対策(テスト勉強)は?

TOEICは数回受けて、テストのパターンをつかむ対策が効果的。

一度目に受ける時には、自分はどこが苦手なのか後から振り返れるようにするために

問題集を用いて見直す(復習する)のがポイントです。

うぅ〜、なんか緊張する

英検とかとはちょっと違うから注意してね

この記事を読むと
  • 初めての受験でも、驚くことが減り、落ち着いて受験できる
  • 気をつけるべきポイントを知ることができる
  • 今後に活かすことができ、目標点数を突破できる
このブログの管理人
  • 大学入試の英語担当、
  • 累計生徒数1000人以上
  • 高校英語の講師歴10年以上、
  • 家庭教師歴2年
  • 海外短期留学、海外インターン勤務経験

英語を学び直しながら
学習情報を発信中。

知っておきたいTOEICのポイント・流れ

TOEIC(Test of English for International Communication)は、世界中で受験される英語の能力を測定する試験で、特にビジネス環境における英語力を評価するために広く利用されています。

初めてTOEICを受ける多くの人にとって、準備方法、当日の流れなど、何から手を付ければよいのか混乱することが多いでしょう。

初めて受験するときに、TOEICならではの知っておきたい点が多くあります。

問題用紙に記入はできない

TOEICの知っておくべき注意ポイント(まとめ)
  • 問題用紙は、テスト後に回収される。
  • 問題用紙には、何も記入してはいけない(線を引くのもだめ)
  • 保留問題は、ミスの元(見限る『捨て問題』も必要

問題を解いたら、すぐ解答用紙に記入。わからなくても保留にはせずに、とりあえず回答しておく

多くの受験生の方が、驚くポイントの一つとして、知っておきたいのは、問題用紙に記入ができないこと

そのせいで、わからず保留にしたい(後から考えたい)問題があっても、何も書けないためヒントを残せません

1度で回答する問題が多くなるため、正確かつ、迅速な作業スピードが求められます

また、その保留のせいで、解答欄がズレるなどミスの元になることが多いので、とりあえず(自分が正解に近いと思う)答えを選んでおくのがおすすめです。

わからない問題とか、一旦保留したくなるけど、それは危険なのね!

時間と体力(集中力)との勝負

実践的な時間配分のコツ

リーディングで注意したいこと(まとめ)
  • 時間を稼げるのは、『文法問題』(長文問題ではない
  • 文法1問に対して、30秒以内で解く意識を持つこと
  • わからない問題も、30秒以内で答えを選ぶこと。(開き直るのも大切
  • 長文は1題につき、5分前後が目安だが、丁寧に読むこと(時間をあまり意識しすぎない

『わからない場合は C を選ぶ』など、事前に自分のラッキー番号を決めておく、と迷わずおすすめ。

時間配分は、主にリーディングで意識したいポイント。

長文では、1つの題材につき、5分前後が目安ですが、中には難しい問題があったり、集中力が切れてしまったりする場合もあるので、その問題によります。

しかし、文法の問題については、一定の目安があります。

30秒以内で解けるように(わからなくても答えを選ぶように)するのが、ちょっとしたコツです。

長い時間をかけて考えても、思い出せる可能性は多くなく、それよりも長文読解に時間をかけた方が高得点を目指しやすいからです。

文法の問題は見限るのも大切。

体力勝負の一面があるのを知っておく

多くの資格試験として、有名なTOEICですが、試験時間がものすごく長いことが特徴です。

テストの時間は2時間、テスト中休憩はないので、2時間テストを続けて受けることになります。

リスニングテストからリーディングの合計200問。長い時間集中することが求められます。

最初に始まるリスニング問題で、頭がフル回転になって、最後の長文の時には集中力が切れてしまうことも考えられます。

だからこそ、文法問題では、さくさく進められるといいね!

テストの流れ

STEP
着席(開始20分前(目安))

時間を過ぎると入室できません。

余裕を持って準備して、この時間までにトイレなどは済ませておくのが必須です。

STEP
テスト用紙記入(開始10分前~)

回答用紙に受験番号、氏名など記入する時間です。シャーペンでも大丈夫。

STEP
開始(リスニング問題から始まります)

リーディング問題とリスニング問題とありますが、

リスニング問題から開始します。(主に45分で100問を解く)

ここで知っておきたいポイントは、問題用紙に記入ができないこと。

空欄にしておいて、「後から見直す」は非常に危険です。

STEP
リスニング問題終了後、リーディングへ

残りの時間(1時間15分)、リーディング部門の問題が続きます(移ります)。

こちらも100問あり、文法のあと長文の文章題へと続きます。

よくある、初めての受験後の感想3つ

びっくりするぐらい、すごく疲れた

問題数が多く、休憩のないため、長い時間集中する必要があります。

頭を使っている時間がとても長いため、テストの時間がとても長く感じます

初めて受ける方の感想は、以下のようなものが多いです。

「疲れた」系の感想
  • とても疲れた
  • 集中力が途中で切れちゃった
  • 頭がぼーっとする、やり切った感がある
  • やっと解放された

テストやる前から、すごい不安だわ

最後まで辿り着けなかった

初めて受けるときにどのくらいの英語力があるかにもよりますが、

TOEICは出題形式にパターンがあり、英語に慣れていない方が初受験をすると、

かなり高い確率で、最後のページまで辿り着けないことが、よくあります

「問題について」の感想
  • 問題が多すぎる
  • 最後のページまで、辿り着けなかった
  • 時間が足りなかった

そんな時間かかるの?

でも実は、時間がかかるのは、悪いことばかりじゃないよ

手応えが、まばら

人によって、手応えを持って解けた問題もあれば、難しいと感じる問題もあります。

でも初めて問題に挑むときは、出題パターンに慣れていないと、毎回時間をかけて解くことになります。

時間をかけられた問題は、手応えは感じやすくなる一面、時間がかかるのが難点。

「点数」について
  • できた問題もあれば、わからなかった問題もある
  • どちらかだけ、手応えがある(例:リスニングだけできた気がする)
  • どの問題がわからなかったか、覚えていない

解けた感覚もある問題もあるのね

これは本当に人のレベルによる部分だけど、難易度は様々だから、手応えのある問題もあるはずだよ

テスト受験後は、次回(2回目)への準備

目標となる点数を一度で取れる方も、もちろんいらっしゃいますが、

TOEICの受験する方は、複数受験を行う方が大半です。

次の受験を見据えて、初めての受験で見据えていきたいことは主にこの3点です。

準備が大事

点数が伸びるのには時間がかかるが、コツはある

TOEICの点数は、奥の手はなく、一晩で急激に伸びるものでもありません。

また順調に、右肩あがりでスコアが伸びるものでもありません。

リーディングはコツコツ、文法と単語の勉強をする。文法は自信を持って即答えられるレベル(一定レベル)まで仕上げることが大切です。

問題集や対策本で出題形式になれるのも有効な手段だよ

リスニング能力が低いのは、聞き慣れていない英語があることも原因

アメリが英語以外にも、インド英語やイギリス英語など他の地域の英語の発音も出題されます。

カナダ地方の発音だったり、アメリカ英語以外の聞き慣れていない英語も本番では出てきます。

自分の聞き取り能力が低いからだめだ!とネガティブになりすぎる必要はありません。

少しずつ慣れていない地域の発音も聞く練習をしていきましょう。

そんないろいろな英語があるんだね

上級者へのコツは、早く読めるようになること

600点の目安は、時間内に解き終われるか、どうか

実は、点数の高い低いは、2時間内に200問問題を解き切れることが大きく関わっています

文法の問題での考える時間をなるべく少なく、そして長文で時間をしっかり取れると高得点も狙えます。

まずは、時間内に解き終われることを目標に「時間管理」に注意してみましょう。

制限時間内に解き切れると、それだけで自信になるよ。

点数につながりやすいのは文法問題

TOEIC600点など、一定レベルまでの点数であれば、Part 5 の文法問題での対策が一番点数に反映されやすいです。

それら文法の問題演習をコツコツ行うことで、『解けた!』感覚も身につき長文に時間が割けるようになり、いいことづくしです。

もう一度受験をする場合には、文法学習から始めてみるのがおすすめです。

ただし、文法問題でも非常に難しい問題も混ざって出てくることもあります。

英語学習アプリabceedで対応している『でる100問題』など、難易度が表記されている問題集など使うのが、いいでしょう。

勉強アプリなら[abceed]がおすすめ。

長文の対策なら、早く読むコツ=単語理解力

なんか英語がスラスラ上手く読める時と読めない時があるんだよなぁと感じることありませんか?

実は、それは「単語への理解が十分ではない」ことが原因であることがよくあります。

意味をあいまいにしか覚えていない単語が出てくると、スラスラ読めていた文章もそこでストップしてしまいます。

よく感じる部分よね

しかし、逆を言えば、単語の意味が理解できれば、読解スピードも一気に上がるということ。

英単語を見て日本語訳が浮かぶよう、単語力をとことん伸ばしていきましょう。

単語もabceedでカバーできるよ!

まとめ

初めてのTOEICの受験では、TOEICって一体何?と言うような『様子見』になるケースも多くあります。

しかし、2回目からの点数の伸びかたは、勉強方法や対策の仕方によって、バラバラです。

今後も効率よく点数を伸ばしてきたいのであれば、出題パターンに慣れるところから始めてみましょう。

もし独学でTOEICの英語学習をしたいなら、abceedのアプリも検討してみるのがおすすめです。

単語も、文法も、公式問題集の音声など、多くの書籍を使って学ぶことができるのでTOEICの勉強に非常に有効です。

少しずつ点数を伸ばし、目標とする点数に近づけていこう

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この記事を書いた人

塾講師、約10年、高校生対象に、大学入試授業で英語の解説を担当。
留学経験などをもとに英語学習を応援。
現在は塾講師から転職したが、契約講師として継続中。
英語学習について、紹介します。

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